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整理番号 3609   (公開日 2006年12月04日) (カテゴリ 環境・エネルギー
光化学反応を利用した排煙脱硝技術
●内容 NOxを含む大気中に水蒸気を加え紫外線を照射することにより、減圧下(5.34kPa)、常温下でNO、NO2の低減が可能であることを確認した。また反応動力学を用いた数値計算から常温、大気圧下においても同様の傾向があることを明らかにした。この技術はNOx含有ガスが滞留しているような場所(地下駐車場、バス停交通量の多いトンネル)においてNOxを処理する脱硝装置になどに応用されることが期待され、実用化に向けての共同研究を希望している。
本技術では、大気あるいは排気ガス中のNOxを紫外光、水蒸気により非接触、常温で処理することができる。触媒を使用しないため、触媒の被毒、接触面積等の問題がなく、また常温で反応が進行するため、加熱の必要がない。さらにNOxは硝酸として回収でき、再利用も可能となる。必要なエネルギーは、水蒸気の噴射装置(燃焼ガスのようにすでに水蒸気を含む場合は添加の必要がない)および紫外光照射のための水銀ランプの電力のみである。
図1の説明: 白三角は、実験から求められたNO濃度(FTIRにより計測)を、実線は、数値計算によるNO濃度の予測結果を表す。紫外線照射後、約15分経過すると最初に100ppm存在していた大気中のNOの濃度はゼロとなる。その途中でNO2濃度(黒三角)が若干増加する(NOがNO2に変換されるため)が、NOと同様に約15分後には濃度はゼロとなる。それらは最終的には硝酸(HNO3)として回収される。
●研究者
教授 津江 光洋
大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻
●画像


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図1 雰囲気圧力5.34kPaにおいてNOが100ppm存在する大気にH2Oを10%添加し、水銀ランプの紫外線を照射した場合のNO,NO2,O3およびHNO3濃度の経時変化(紫外線照射開始を時間の起点とする)。
(C) 津江光洋
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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