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整理番号 4520   (公開日 2008年04月24日) (カテゴリ 農林水産・食品環境・エネルギー経済・経営・政策・法律
耕作放棄水田の適正管理による地域資源の保全と持続的利用の提示
●内容 少子高齢化、人手不足に起因する全国各地の農村で急速に進む農耕地の耕作放棄や、薪炭・農用林の管理粗放化は、従来の二次的な自然環境を大きく変容させ、農業生態系が提供してきた食料供給、国土保全など様々な生態系サービス機能の低下を引き起こしている。特に、耕作放棄にともなう農地の壊廃は、わが国の食料自給に対する生産ポテンシャルの脆弱化を招き、市場変化への対応をますます困難にするという悪循環をもたらしている。農地は、工業製品と異なり、短期的に回復させて大量供給することが殆ど不可能である。そのため、荒廃化が予想される農地資源を復元・利用可能な状態で維持していくことは、長期的な食料自給基盤、食糧安全保障を担保するうえで極めて重要である。一方、わが国では、休耕・耕作放棄の水田を適正管理が減少する自然湿地を代替することにより多様な生物相の保全に寄与し、耕作地への効率的回復が可能になることが注目を集めている。
この研究室では、耕作放棄された水田植生の動態や環境保全機能の変動を把握するとともに、農地資源保全と生物多様性保全のための最適な管理手法を検討している。休耕地・耕作放棄地の有効利用、効率的回復法、低コスト保全管理等、環境・地域資源の保全と持続的利用に関心のある自治体、団体等に対し、コンサルティングや共同研究を行うことが可能である。
●研究者
教授 大黒 俊哉
大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻
●画像


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放棄後10年以上経過した水田
ヨシやセイタカアワダチソウが優占する状態になると、低コストで水田へ復元することはきわめて困難となる。
(C) 大黒俊哉

適度な管理がなされている湿性の休耕田
粗放的な管理によって、多様な湿性植物が生育する「代替湿地」の状態が維持される。
(C) 大黒俊哉
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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