新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 4600   (公開日 2008年08月01日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品
キスペプチンニューロンの解析に基づく生殖と性行動を協調的に調節するペプチドの研究
●内容 一般的に動物はある季節を迎えると生殖に向けた行動をする。そのとき、動物体内では感覚系で受け取った外界の環境変化を元にして、神経系や内分泌系が生殖に適応した生理状態へと移行していることが知られている。 この研究室では、生殖と性行動の協調的調節に関与する神経系と内分泌系のメカニズムの解析を進めている。
最近、環境変化の受容と性行動や内分泌系の適応との仲介にキスペプチンと呼ばれるペプチドを産生する一群の神経細胞(キスペプチンニューロン)がカギを握っていることを発見した。即ち、遺伝子操作の容易なメダカをモデルとして、Kiss-1遺伝子とそれを発現するキスペプチンニューロンについて解析し、それらが生殖と性行動を協調的に調節していることを明らかにした。
このキスペプチンニューロンは、既に脊椎動物の脳での存在が広く確認されており、この仕組みは、脊椎動物に共通している可能性が高いと考えている。 今後、遺伝子を改変したメダカを作成し、環境変化が生殖や性行動に与える影響を詳細に研究する予定である。
この研究成果に基づき、更にキスペプチチンのアゴニスト・アンタゴニストを開発すれば、生殖医療やペット、畜産・養鶏、水産業などでの広い応用が考えられる。このような研究開発に関心を持つ企業・団体との共同研究を希望している。
●研究者
教授 岡 良隆
大学院理学系研究科 生物科学専攻
●画像


クリックで拡大

「3つの機能的に異なるGnRH神経系の神経内分泌・神経修飾作用に関するモデル」
脊椎動物の脳には一般に形態と機能の異なる3つのGnRH神経系が存在している。これらすべてのGnRHニューロンにキスペプチン受容体の発現が示唆されている。
(C) 岡 良隆
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。