新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 4742   (公開日 2008年12月02日) (カテゴリ 環境・エネルギー大気・海洋
海洋細菌による難分解性有機物の生産と炭素の固定化に関する共同研究
●内容 海洋全体には、700 ギガトンにも及ぶ炭素量が海水中に溶存した状態の有機物として存在しており、その90%以上は生物学的に極めて難分解で、数千年の寿命を持つことが知られている。この溶存有機物は、大気中に放出された二酸化炭素がいくつかのプロセスを経た後に、最終的に広大な海洋に長期間にわたり固定・隔離される、潜在的に重要な機能をもつものと考えられる。しかし、その化学組成や生成メカニズムについてはほとんど知られていない。
この研究室では、独自に開発した高感度計測技術を用いて、太平洋、東シナ海をはじめ東京湾など内湾域も含めた様々な海域での溶存有機物の調査を行い、濃度の時空間変動等についての多くの知見を得ている。また、最近の研究により、海洋細菌がこのような難分解な溶存有機物を比較的短期間に生産することを明らかにした。この結果は、海洋における新たな炭素の固定メカニズムとして期待されるものであり、今後、このような細菌由来の難分解性有機物に対する、化学組成・構造、難分解化のメカニズムの解明を進める予定である。この研究に関心を持つ企業等との共同研究を希望している。
●研究者
准教授 小川 浩史
大気海洋研究所 海洋地球システム研究系
●画像


クリックで拡大

海洋細菌による難分解性溶存有機物の生成
(参考論文: Ogawa et al., Science, 292, 917-920, 2001)
(C) 小川 浩史
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。