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整理番号 4871   (公開日 2009年01月15日) (カテゴリ 医学・薬学
各種ロイコトリエン受容体に対する特異的阻害剤の開発
●内容 ロイコトリエン類(LTB4, LTC4, LTD4, LTE4等)は、主に核膜のリン脂質からcPLA2により切出されたアラキドン酸を材料とし、5-リポキシゲナーゼ経路によって生成される脂質メディエーターで、主に肥満細胞 、好中球、好酸球や単球・マクロファージなどの血球系細胞で生成される。炎症、喘息や花粉症などのアレルギー、免疫反応などに深く関与しており、リポキシゲナーゼや受容体の阻害剤が臨床薬として期待されている。
この研究室では、シグナル分子としての脂質メディエーターの生合成と作用機構(受容体、シグナル伝達)、また、膜脂質の形成機構やそのダイナミズムなどを研究している。
その中で、2種類のLTB4受容体を初めて同定し、同じく2種類存在するLTC4受容体についてもその諸性質を明らかにした。これらの受容体は何れも創薬標的として可能性の高いG蛋白共役型受容体である。また、これら受容体の遺伝子を過剰発現させた細胞株、並びにノックアウト・マウスを作製した。最近、LTB4の一方の受容体(2型受容体)が生体内で12(S)-Hydroxyheptadeca-5Z, 8E, 10E-trienoic acid(12-HHT)の高親和性受容体としても機能することも明らかにした。
LTB4受容体の特異的阻害剤は、抗炎症、抗アレルギー、乾癬、移植後の拒絶反応抑制などに、また、LTC4受容体の特異的阻害剤は、虚血性心疾患、抗アレルギーなどに対する薬剤として有望であると考えられる。
阻害剤スクリーニングや薬効評価に有用である受容体発現細胞株、ノックアウト・マウスの提供も可能であり、これらの特異的拮抗剤の開発に興味のある企業等との共同開発を希望している。
●研究者
特任教授 清水 孝雄
大学院医学系研究科 分子細胞生物学専攻
国際高等研究所
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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