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整理番号 4872   (公開日 2009年01月15日) (カテゴリ 医学・薬学
血小板活性化因子の合成酵素阻害剤の開発
●内容 血小板活性化因子(PAF: platelet-activating factor、1-O-アルキル-2-アセチル-snグリセロ-3-ホスホコリン)は、肥満細胞、単球・マクロファージ、好中球、好酸球、血管内皮細胞、及び血小板などの広範な細胞が刺激に応じて産生する脂質メディエーターで、血小板の形態変化や凝集作用の他に、血管透過性亢進作用、血管拡張作用、平滑筋収縮作用(気管支収縮、回腸収縮)、白血球浸潤作用、好酸球の遊走作用、血圧降下作用など、炎症やアレルギー反応に関する多様な生理活性を有することが判明している。しかし、このPAF生合成酵素遺伝子はその存在が報告されてから約30年間未同定であった。
この研究室では、近年、2種類のPAF生合成酵素(リゾPAFアセチル転移酵素)のクローニングに初めて成功しLPCAT1とLPCAT2と名付けた。LPCAT2はマクロファージ、好中球に強く発現して炎症時に働き、LPCAT1は主に肺に発現して非炎症性時に働くことを見出した。
この研究成果は、炎症特異的なPAF合成阻害剤の新規医薬品のスクリーニングや薬効解析に有用であり、炎症、喘息や花粉症などのアレルギー、アナフィラキシーショック、免疫反応などに対して有効な予防、又は治療剤の研究・開発に利用できると考えられる。
これらの特異的拮抗剤の開発に興味のある企業等との共同開発を希望している。
●研究者
特任教授 清水 孝雄
大学院医学系研究科 分子細胞生物学専攻
国際高等研究所
●画像


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「アシル転移酵素の系統樹」
様々なアシル転移酵素が含まれる。赤丸で示した酵素がPAF生合成酵素。赤字は清水研究室で同定した酵素。
(C) 清水 孝雄
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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