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●内容 | サステイナブル社会のための重要な材料としてバイオマスが注目されている。 この研究室ではグルコースから合成されるポリエステルをPETなど石油由来の汎用プラスチックに匹敵する物性にまで高める研究を行っている。具体的にはバイオマスを原料としたグルコースから得られるヒドロキシメチルフルフラレールを反応して得られるジカルボン酸、ジオール、ヒドロキシカルボン酸を、天然のジカルボン酸やジオールと反応することにより、新規なバイオベースプラスチック(ポリエステル)を合成している。また、主鎖中にフラン環を有するポリエステルを二官能マレイミドなどの分子を用いて架橋することによりリサイクル可能なポリマーゲルを作製している。本研究に興味のある企業、団体との共同研究を行う用意がある。 |
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●研究者 |
教授
畑中 研一
生産技術研究所 物質・環境系部門 |
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