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整理番号 5137   (公開日 2009年11月11日) (カテゴリ 医学・薬学情報・通信
心拍数変動の「ゆらぎ」解析に基づく心臓病の重症度予知法の開発〜膨大な生体信号情報の蓄積データの統計的取扱による疾病予知〜
●内容 先進国では、心不全に対する多くの治療法、薬剤が開発されており、発症後の死亡率はこの50年間で約1/3に低下したが、逆に高齢者の患者数は増加する結果となっている。心不全の診断には心エコー検査、不整脈の診断には24時間ホルター心電図が多用されているが、治療方針の決定に大きな影響を与える重症度の変動予知は困難である。
この研究室では、生体・生理情報論の医療現場への応用を目指し、フィールドで取得した膨大な生体情報を統計的に取り扱うことによって、様々な生体事象を新たな視点で解析・解釈する研究に取り組んでいる。その中で、人間の心身反応に対する心拍数の変動様式の「ゆらぎ」に着目し、ある特長が心臓病の病態と相関があること、並びに、心臓病の発症予知や以後の重症度の変化を予測出来ることを見出した。
現在では心拍変動を連続的に測定することは比較的容易である。この解析方法を活用すれば、心不全の予防措置、治療薬投与やペースメーカー埋め込み手術など時期の予測やそれらの効果が客観的に判定可能で、個々の患者に対する適切な治療を施すための一手法になると考えられる。
この研究に興味を有する企業・団体等との共同研究を行うことが出来る。
●研究者
教授 山本 義春
大学院教育学研究科 総合教育科学専攻
●画像


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心拍変動の測定(左)から頑健な非ガウス性確率分布を算出(右)
(C) 山本義春研究室

健常人(上段)、自律神経障害患者(中段)、重症心不全患者(下段)の心拍変動と、その局所特異性(暖色が健康な人の強い特異性を示す)
(C) 山本義春研究室
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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