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整理番号 5450   (公開日 2010年08月17日) (カテゴリ 環境・エネルギー素材
海洋環境での製鋼スラグの利用技術開発
●内容 製鋼スラグの有効利用技術についてはこれまでに種々の方法が検討されてきた。近年、国家プロジェクトとして製鋼スラグを土壌と混合して固化した材料を用いて、海洋環境における海洋植物の成長を促進する新たな海域修復材の利用が開発されており、さらに海洋での海藻類の成長促進には鉄イオンの存在が重要な役割を果たしていることも確認されている。そのため海洋環境修復材としての製鋼スラグの利用の可能性が高まっている。しかし、海洋植物の成長促進に鉄イオンの存在が有用であることは知られているが、製鋼スラグからの溶出機構、製鋼スラグと土砂の混合材の海中における経年変化、植物の成長促進効果の発現機構などは十分解明されていない。
この研究では、製鋼スラグの海洋環境での有効利用を普及するため、鉄鋼分野のみでなく、海洋環境、生物分野、環境評価分野の研究者との共同研究により学際的な研究を進めている。具体的には、
1.海洋環境での製鋼スラグと有機酸を含む土砂の混合材からの元素の溶出機構、
2.製鋼スラグの存在による海洋植物の成長促進機構、
3.製鋼スラグの利用による海洋環境に及ぼす効果、
の研究を行い、最終的な海洋環境での製鋼スラグの利用技術開発を目指している。
興味を持たれる研究者との共同研究を希望する。
●研究者
教授 月橋 文孝
大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻
大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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