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整理番号 5518   (公開日 2011年01月14日) (カテゴリ 環境・エネルギー機械大気・海洋
海底熱水鉱床域における環境配慮型採取機器の製作
●内容 日本周辺海域の海底熱水鉱床の商業開発を行うには、様々な課題を解決することが必要である。特に、いま海洋エネルギー・鉱物資源計画の下で実施されている資源量の把握が最重要課題であるが、まだその全貌を把握し切れていないのが実情である。また、日本周辺の海底熱水鉱床はすべて活動的であり、そこには貴重な熱水生物が棲息している。生物多様性の保存の観点から商業開発はそう簡単ではない。
 資源量を確保するに当たって、活動を停止した熱水鉱床の探査に比べ、活動的な熱水鉱床の探査はより容易であることから、熱水生物や海洋環境に配慮した鉱床開発を行うことができれば、資源量の増加が見込まれる。そこで、活動的熱水鉱床において非破壊による新採取法を提案する。
 それは、重金属を多量に含んでいるブラックスモーカーを熱水噴出口から直接採取する方法である(図1)。活動的な熱水域においてブラックスモーカーチムニーを特定し、その分布図を作成することで、各チムニーから効率的に粒子状物質を集めることができる。伊豆・小笠原弧のある硫化物チムニーのブラックスモーク中の粒子状物質は年間260 kgほどと試算される。このチムニーは、1 mの高さにもみたない小さなもので、活動の程度はそれほど激しいものではなかった。収集効率の高い採取器の製作はもとより、ROVあるいはAUV搭載のソナーによって噴出の激しいチムニーを数多く見つけることもこの収集法の要でもある。
 このような研究に関心のある企業団体との共同研究を希望する。
●研究者
特任教授 飯笹 幸吉
生産技術研究所 機械・生体系部門
●画像


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図1 硫化物チムニーから粒子状物質を採取するお椀型(右)及びラッパ型(左)収集機の概念図
(C) 飯笹幸吉
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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