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整理番号 5588   (公開日 2010年11月19日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学
膝関節軟骨欠損部に対する新たな軟骨再生法
●内容 この研究室では、新規軟骨分化モニタリングシステムであるCol2GFPシステムを利用し、天然および合成化合物および遺伝子発現ライブラリーのスクリーニングを行い、永久軟骨再生を誘導する低分子化合物(Compound-A)を同定した。成体細胞(肋軟骨細胞など)や骨髄間葉系幹細胞にCompound-Aを投与し、十分に軟骨分化誘導させ、軟骨細胞シートとして軟骨欠損部に投与し、その治療効果を評価することによって、生体に対して安全かつ効果的な軟骨再生法を開発する。細胞シート工学は既に角膜再生に対して臨床応用されている(Nishidaら、N Engl J Med 16:1187, 2004)ものの、軟骨再生医療においては未だその技術が臨床応用されるには至っておらず、世界に先駆けての再生軟骨シートの研究となることが期待される。新規軟骨再生誘導剤の開発と細胞シート工学の応用を組み合わせることで、軟骨再生医療の現実化を加速しようとする戦略的研究である。この分野の研究に関心を持つ企業との共同研究が可能である。
●研究者
教授 鄭 雄一
大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
●画像


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Col2GFP軟骨分化モニタリングシステム(図1-a)を利用したスクリーニングを行い、軟骨分化を強力に誘導する低分子化合物(Compound-A)を同定。これを種々の細胞に投与すると軟骨初期分化マーカーを著しく発現増加させ軟骨基質を十分に産生していた(図1-b)。
(C) 鄭 雄一

東京女子医大で開発された温度感受性培養皿で、脱分化したマウス肋軟骨細胞にCompound-Aを投与し十分に再分化させた。これを軟骨シートとし、マウス膝関節軟骨全層欠損部位(直径1 mm)(図2)に移植し、組織学的解析を行ったところ、軟骨組織の修復がみられた。
(C) 鄭 雄一
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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