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整理番号 5831   (公開日 2011年07月25日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー情報・通信土木・建築
匂いの感覚を制御することが可能な概念の提供
●内容 この研究室では、匂いの感じ方と嗅覚受容体との関係を解明・考察することにより、匂い感覚を制御する新しい方法を見出した。
匂いの質は、特定の匂い物質に応答する嗅覚受容体の組み合わせにより決定される。この研究室では、ある匂いに応答する一組の嗅覚受容体の一部が他の匂い物質の存在下では応答しなくなり、その結果として別の匂いのコードになることを見出した(EMBO J. 2004)。つまり、複数の匂い物質が同時にある場合、これに対応する全ての嗅覚受容体が活性化するのではなく、複数の匂い物質が重なることにより、一部の嗅覚受容体が不活性となる。この概念を応用すれば、匂いの元を変えることなく新たな匂い物質を加えるだけで人が感じる匂いの感覚を変えることが可能になる。例えば、悪臭の元を他の匂い物質で抑えるなど、匂いの質を制御する技術の開発に応用できる。この方法によれば、高濃度の芳香物質を添加して元の匂いをマスキングする方法とは異なり、微量の匂い物質の組み合わせにより悪臭を悪臭と感じさせないことなどが可能となる。
この概念を応用した匂い感覚制御の研究に興味のある企業との連携を求める。
さらに、これまで行ってきた嗅覚に関する研究については下記URLを参考にされたい。 http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/biological-chemistry/
●研究者
教授 東原 和成
大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻
●画像


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匂いを混合すると新しい匂いができる仕組み
(C) 東原和成
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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