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整理番号 5917   (公開日 2011年07月20日) (カテゴリ 農林水産・食品
CCDカメラを利用した有害化学物質の非破壊検出に関する研究
●内容 この研究室では青果物の選別、貯蔵、調整、加工、包装、輸送等におけるさまざまな操作に関連したポストハーベストテクノロジーの研究を行なっている。特に食品の安全性を確保するために有害化学物質の非破壊検出に関する研究を行なっている。食品に混入し、食中毒の原因となっている有害化学物質の多くは有機化合物で、紫外線を吸収する。そこで、紫外線の反射光をCCDカメラで検出し、有害化学物質の有無と量を非破壊で迅速に検出・定量するための装置を考案した(図1)。図2には、食中毒事件の原因となったメタミドホスの紫外線カメラ画像(214 nm)を示した。メタミドホスは214 nm付近に特徴的な吸光波長帯があるため、画像中の付着箇所は暗くなっており、メタミドホスの付着を示すものである。これは、考案したシステムが有害化学物質の検出に有効であることを示すものであり、今後、食品に付着した場合での検出方法について検討したい。

参考文献
Makino Y., Oshita S., Murayama Y., Mori M., Kawagoe Y., Sakai K. Nondestructive Analysis of Chlorpyrifos on Apple Skin Using UV Reflectance. Transactions of the ASABE, 52(6), 1955-1960 (2009)
牧野義雄,農産物・食品検査法の新展開(山本重夫監修),第7章 紫外線反射スペクトルを利用した化学物質の非破壊検査法,シーエムシー出版,東京,p.47-56 (2010)
●研究者
准教授 牧野 義雄
大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻
●画像


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図1 CCDカメラを利用した有害化学物質検出システム
(C) 牧野義雄

図2 メタミドホスが付着したテフロン板の紫外線カメラ画像
CCD温度,−5℃;露光時間5秒;光学フィルター,214 nm;A,メタミドホス0 ppm;B,メタミドホス2000 ppmを10μL滴下し乾燥
(C) 牧野義雄
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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