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整理番号 5929   (公開日 2011年07月25日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー情報・通信
特定の匂いを認識する嗅覚受容体の単離法と匂い応答アッセイ系の応用
●内容 この研究室では,ある特定の匂い物質を認識する嗅覚受容体遺伝子のクローニング法を開発し、嗅覚受容体の匂い応答アッセイを行う再構成系を構築した。数ある嗅神経細胞は、それぞれの細胞が匂い物質に応答する一種類の受容体だけを選択的に発現している。つまり個々の嗅神経細胞が応答する匂い物質と、その細胞に発現している受容体とは対応していると考えられる。そこで、ある匂い物質に応答する嗅細胞に発現している嗅覚受容体遺伝子をクローニングする手法を開発し、この遺伝子を哺乳類培養細胞に導入し、匂い応答を再構成するアッセイ系を構築した(PNAS 1999, J. Neurosci. 2001)。また、生理的条件下において匂いを認識する受容体の単離も可能となった。具体的には、嗅球におけるin vivoカルシウムイメージングによって匂い応答糸球体を同定し、そこからレトログレードに蛍光色素を神経に導入して、単一細胞RT-PCRの手法を組み合わせることによって、生理的条件下で嗅覚受容体と匂いの対応付けをおこなえる(Neuron 2006)。また、どんな匂いに対しても、その活性化パターンを、嗅覚一次中枢である嗅球で可視化できる。現在、マウスの嗅覚受容体を用いているが、他の生物の嗅覚受容体でも同様に行えるので、受容体発現および匂いアッセイ系は様々な分野で応用が可能と考えられる。また、嗅覚受容体は多くの創薬のターゲットとなるGタンパク質共役型受容体ファミリーに属するので、医薬研究分野にも密接に関連する。本件に関心のある企業との連携進めたい。
さらに、これまで行ってきた嗅覚に関する研究については下記URLを参考にされたい。
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/biological-chemistry/
●研究者
教授 東原 和成
大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻
●画像


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マウスの嗅球での匂い応答糸球体からの受容体単離法
(C) 東原和成
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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