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整理番号 5979   (公開日 2011年09月01日) (カテゴリ 農林水産・食品環境・エネルギー素材
完全ナノ分散化キチンナノファイバーの調製
●内容 キチンは幅数nmで高結晶性のミクロフィブリルを形成して生体を支えている。また、その量はセルロースに次ぐバイオマスとして期待されている。カニエビ由来のα-キチンは精製の過程でN-アセチルグルコサミンユニットが一部グルコサミンユニットになるため、元々少量のアミノ基を有している。このアミノ基を弱酸性下でプラス荷電を有するアンモニウム塩にすることにより、キチンをミクロフィブリルレベルまで解繊でき、透明で高粘度の完全ナノ分散液が得られる。α-キチンの場合には、ミクロフィブリル表面のみのアセチル基を除去してアミノ基を増加させる脱アセチル化前処理が必要となる。イカの腱であるβ-キチンを用いた場合には前処理なしでも弱酸性の水中での解繊処理で完全ナノ分散化が可能となる。キチンのナノ分散化物の場合には、材料特性よりも生理活性機能が期待される。
●研究者
教授 磯貝 明
大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻
●画像


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図1 αキチンおよびβキチン由来のナノファイバーの電子顕微鏡画像
αキチンは棒状で幅6nm程度のナノロッドに、βキチンは屈曲性があり幅4nm程度で高アスペクト比のナノファイバーに変換できる。
(C) 磯貝研究室

図2 キチンナノファイバーフィルム表面の原子間力顕微鏡画像
AFM観察により、フィルム表面がキチンのナノファイバーのランダム配向集合体であることがわかる。
(C) 磯貝研究室
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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