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整理番号 6031   (公開日 2011年11月02日) (カテゴリ バイオテクノロジー
藻類の万能分子同定法 〜藻類は色々で百見はいちDNA配列に如かず〜
●内容 最近では未来のエネルギー源としても注目されつつある藻類(algae)。しかし、ひとくちに「藻類」と言っても幅広く、ワカメやコンブの褐藻類もあれば、テングサやアサクサノリの紅藻類、クロレラ等の緑藻類や、最近注目されている「ミドリムシ藻類」もある。これら多岐にわたる藻類は一見、いや百見でも判らないものが多く、とんでもない分類の間違いをする。例えば、写真の藻類は、昨年我が研究室が埼玉県の沼から採集したサンプル由来のものである。顕微鏡で見ると緑色、糸状に細胞がつながり、コケ植物(陸上植物)の原糸体のように小さい葉緑体を沢山もち、胞子を作り、仮根を生やして成長する。緑藻類にはこんなものはいないので、「新属新種か?」、果ては「藻類と陸上植物のミッシングリンクか?」「生きた化石か?」と期待させた訳である。しかし、我が研究室が世界に先駆けて2000年に開発した「藻類万能DNA配列決定法」を用いることにより、黄緑藻類(遊走子等の2本鞭毛が不等で、褐藻類に近縁な緑色をしたグループ)の「フウセンモ」と答えを出すことができ、さらに成長すると、泥から風船のような緑色の頭を出す淡水の泥に生える藻類であった。「世の中広いもの、藻類色々」と言う前に、「DNA配列」が大まかな分類は勿論のこと、種レベルの分類まで簡単に答えられる場合がある。この技術に興味を持つ企業・団体へのアドバイスや連携が可能である。
●研究者
准教授 野崎 久義
大学院理学系研究科 生物科学専攻
●画像


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埼玉県伊佐沼の泥から成長した「謎の緑色藻類」
コケの原始体のように、多くの葉緑体を細胞に持つ(1)。胞子もつくる(2)。
(C) 野崎久義
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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