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●内容 | 近年、センサーネットワーク技術が急速に発展しているが、その多くは屋内や都市部での利用を前提に開発され、通信距離が短く、電源を必要とする。 この研究室では、電源の取れない野外でのモニタリングに向けて、 ・乾電池(または太陽電池)で駆動し、無線通信のため、電源や配線工事が不用。 ・通信距離は300m以上で、中継機能により数kmの範囲の計測が可能。 ・測定データは、インターネットを介して、リアルタイムで計測できる。 ・安価で手軽に設置、運用できる。 ・センサーの付け替えにより、他用途への適用が容易。 などの特徴をもつセンサーネットワーク機器を開発している。 現在は、土木分野で、崖崩れなどの斜面災害の警報システムを用途に開発しているが、環境、防災、農林水産、セキュリティー、交通サービスなど、他業種の企業や公共機関との共同研究により、野外での計測を活かした新用途を開拓したい。 |
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●研究者 |
准教授
内村 太郎
大学院工学系研究科 社会基盤学専攻 |
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