新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 6120   (公開日 2012年01月06日) (カテゴリ 医学・薬学
ポジティブコントラスト法を用いたMRIにおける腫瘍画像強調
●内容 MRI(核磁気共鳴画像法)は、プロトンの核磁気共鳴を利用して、生体内の断面を画像化する手法である。撮像する部分を一様な強磁場内に置き、傾斜磁場や共鳴磁場などの一連の磁場をかけて、プロトンのスピンが作る磁場を計測し(この信号をk−空間という)フーリエ逆変換によって画像化する。MRIでは腫瘍など病変のコントラストを増強するため、造影剤が用いられる。その1つであるSPIO(超常磁性酸化鉄)は、大きな磁化率によりMRIの一様な磁場を歪め、ラベルされた部分を暗くする陰性造影剤である。陰性造影剤であるゆえに、ラベルされた部分を識別するのが難しい場合があり、SPIO投与後の1回の撮像で得られた信号からラベルされた部分を目立たせるPositive Contrast (PC)法が研究されている。本研究では、MRI画像を小領域に分割してその2次元フーリエ(FT)変換で得られるk−空間の分布から磁場の歪みを判定することで、SPIOが近傍にある小領域のみを明るく強調して目立たせる手法を開発した。この研究に関心を持つ企業との実用化に向けた共同研究を希望している。
●研究者
准教授 出町 和之
大学院工学系研究科 原子力専攻
●画像


クリックで拡大

マウスの胴体部のポジティブコントラストMRI画像
SPIOを含む右後背部の腫瘍が、陰性造影剤にも関わらず最も明るく強調されている。
(C) 出町 和之

SPIOを含む腫瘍細胞と含まない腫瘍細胞とを皮下注射され、各々の腫瘍が成長したマウス
SPIOを含ませて培養した腫瘍細胞と含ませずに培養した腫瘍細胞とをマウスの後背部の左右にそれぞれ皮下注射し、腫瘍を8mmφほどに成長させた。
(C) 出町 和之
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。