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整理番号 6130   (公開日 2012年01月16日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー
フィチン酸超集積植物の開発
●内容 イノシトール六リン酸(フィチン酸)は植物のリン貯蔵形態である。植物は種子でフィチン酸を盛んに合成してリンを貯蔵している。一方、栄養器官である根や葉のフィチン酸濃度は低く、種子に含まれる量の五十から百分の一程度である。植物のリン酸吸収を促進すると同時に栄養器官でのフィチン酸合成および蓄積を促進することができれば、リンの超集積植物として湖沼のリン汚染を解消する環境浄化植物としての利用が可能である。また近年、フィチン酸の持つキレート作用、抗酸化作用、および抗がん作用が注目されており、本研究は植物を利用したフィチン酸高生産技術につながる可能性があることから、有用物質生産という観点からも重要である。
当研究室では、リン酸の吸収・輸送、フィチン酸の合成と蓄積の各ステップを生物工学的に制御することでフィチン酸超集積植物を作出することを目指している。このような研究開発に興味を有する企業や団体との共同研究を希望している。
●研究者
准教授 吉田 薫
大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻
●画像


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図1 フィチン酸(イノシトール六リン酸;IP6)
(C) 吉田薫

図2 フィチン酸超集積植物作出の概念図
Pi:無機リン酸,G6P:グルコース6リン酸,IPn:イノシトールnリン酸
(C) 吉田薫
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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