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整理番号 6218   (公開日 2012年06月26日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品
哺乳類精子の受精能獲得における分子機構の研究
●内容   一般的に哺乳類精子は射精された直後は卵子へ侵入することができない。しかし雌の生殖道内を通過することによって精子は先体反応(精子先端にある先体胞の開口分泌)を誘起し卵子へと侵入可能となる。この現象は精子の受精能獲得(capacitation)と呼ばれている。一方、精漿には精子の受精能獲得を抑制する因子(受精能抑制因子)が存在し、人工授精の阻害因子として働くことが知られており、副生殖腺である前立腺、精嚢由来分泌物質や、精巣上体由来の受精能抑制因子の幾つかの候補が示されている。しかし、未だに受精能抑制因子の生理的作用が何かはわかっていない。
  本研究室では、精子機能の調節機構に関する研究を行っており、その一環として、マウスを使って精子の受精能獲得過程における精嚢由来タンパク質の働きを解析している。マウス精嚢由来の膣栓形成タンパク質SVS2がin vivoにおいて受精能抑制因子として働き、さらにSVS2の精子側受容体がガングリオシドGM1であることを明らかにした。このような受精能獲得抑制因子は、in vivoにおいては適切に先体反応を誘起するために重要な物質であり、その働きを解明する研究は、不妊治療などにも応用可能と考えられる。このような研究に関心を持つ企業、団体と共同研究を希望する。
●研究者
准教授 吉田 学
大学院理学系研究科 臨海実験所
●画像


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マウスSVS2の雌性生殖道内での動態と精子受精能獲得における役割

精嚢分泌タンパク質SVS2は雌の生殖道内においてガングリオシドGM1と結合し、精子が受精の場である卵管に到達する以前に先体反応が起こるのを抑制している。
(C) 吉田 学
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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