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整理番号 6227   (公開日 2012年06月26日) (カテゴリ 社会・文化・教育
生命の父:大質量星の謎に満ちた世界
●内容 我々生命の源である大質量星の生態(誕生・進化)は未だ謎に満ちている。
天の川銀河に存在する約一千億個の恒星の中で、少数ながら、大質量星は我々人類の誕生に不可欠な多くの元素(炭素、窒素、酸素など)を生成・提供してきた。この多種多様な元素を含んだガスから生まれ、我々人類がここまで進化するのに必要な長い時間と環境を提供してきた太陽のような小質量星周りの惑星:地球を母とし、大質量星を父として、百億年を超える宇宙の歴史の中で、生命が誕生し、育まれてきたのである。特に、太陽の10倍以上重い大質量星が、銀河系のどこでどのように誕生し、如何に進化してその終焉を迎えるのか、未だ謎が多い。その謎を探るべく、我々が南米チリ・アタカマの世界最高地点に建設したminiTAO望遠鏡など、国内外の望遠鏡と高性能赤外線観測装置を駆使して、未知の大質量星を発見、その生態を探っている。
大質量星の形成・進化・終焉に関する研究は、地球など次世代の恒星・惑星の誕生過程解明の基礎をなすものであり、この視点からの宇宙進化の概観は、地球全体の環境を科学的に理解し、宇宙の中での人類の位置づけを見渡す大きな視野を養う上で意義深いであろう。本研究に関心を持つ団体・企業への情報提供や社会教育事業などへの協力を希望している。
●研究者
准教授 田中 培生
大学院理学系研究科 天文学専攻
大学院理学系研究科 天文学教育研究センター
●画像


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赤外線で見た天の川銀河中心部(miniTAO望遠鏡で撮影)

我々の銀河系中心部は、ブラックホールを中心として、多数の星が密集している場所。可視光では決して見えないその中心部奥深くを赤外線で探ると、謎に満ちた星たちの姿が見えてくる。
(C) 田中培生

南米チリ・アタカマ高地に建設されたminiTAO望遠鏡(ギネスに認定された世界最高地点の天文台)

ALMA(世界最大の電波天文台)を見下ろす標高5640mの山頂に、東京大学が建設した望遠鏡。大気圧50%以下の過酷な環境下、大小マゼラン銀河など、南天の夜空が素晴らしい。
(C) 田中培生(東京大学TAOグループ)
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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