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整理番号 6230   (公開日 2012年06月20日) (カテゴリ 農林水産・食品環境・エネルギー大気・海洋
魚類資源の新規加入量予測法の共同開発
●内容 海洋生物資源は繁殖によって再生産可能な天然資源である。しかし、再生産の年変動は大きく、若齢魚の資源への新規加入量は1〜3桁の幅で自然変動する。したがって、新規加入量を早期に予測することが、合理的な資源利用の基礎となる。ここで提案する開発試験では、卵として産み出されてから数ヶ月間の生態的知見に基づいて、新規加入量を魚種ごとに予測する手法を共同で開発したい。具体的には、沿岸の定置網や船曳網で混獲される2〜5ヶ月齢の稚魚発生量の情報と、稚魚の耳石に記録されている成長・生残履歴の情報を収集して、資源への加入量を予測する手法の開発が可能である。外洋から沿岸へ移入して定着する、あるいは沿岸域で生活史を完結する沿岸資源などを対象に、都道府県単位での予測を想定している。
「とる漁業」から「つくる漁業」へ、日本の水産業は半世紀にわたって狩猟的生産から農耕的生産への脱皮を目指した。しかし21世紀の今日でも、漁業・養殖業生産は海の生物生産力にほぼ100%依存しており、人間が操作できる農業・畜産業生産とは全く異なっている。陸圏と水圏における食料生産の違いを認識し、海の生態系や資源生物を人間が操作するという農耕的な考え方を脱して、自然の変動に適応的な資源の利用を考えるべきときである。新規加入量変動を予測してそれに適合的な資源の持続的利用法を開発したいと考えている。
●研究者
教授 渡邊 良朗
大気海洋研究所 海洋生命システム研究系
●画像


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1980年代半ばの釧路沖海域におけるマイワシの漁獲
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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