新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 6298   (公開日 2012年11月27日) (カテゴリ バイオテクノロジー農林水産・食品素材情報・通信経済・経営・政策・法律
合成DNAインク
●内容   合成DNAインクは合成DNAからつくられたインクである。三原色を混合して様々な色のインクがつくられるように、基本色の合成DNAを混合することにより、様々な色のDNAインクをつくることができる。基本色には、DNAの分子反応により計算を行うDNAコンピュータのために開発された特別な配列が使用される。そのため、10の数万乗の色をつくったり、特別な鍵がないと真のインク色が判別できないように暗号化したりすることが可能である。また、DNAは自己複製可能であるため、極めて微量のインクであっても、その色を変えずに増幅してインク色の判別を行うことができる。さらに、合成DNAインクはからだに害を与える不純物を含まないので、食べることも可能である。
 このような特徴をもつ合成DNAインクを用いると、たとえば、電子認証技術の適用が難しい対象物のための画期的な認証技術を開発することができる。それにより、著作物、美術品、書画、骨董品などの所有者・作者の判別、紙幣、契約書、証明書、ブランド品などの真贋判定、農畜海産物、加工食品などのトレーサビリティシステム、防犯カメラを補完する防犯装置などを実現できる。絵画のキャンバスから採取した僅か一本の糸片から真贋を判定したり、一滴のお米の伽汁からブレンド比率を分析したりすることが可能になる。この技術に興味のある企業などと共同研究を行うことが可能である。
●研究者
教授 陶山 明
大学院総合文化研究科 広域科学専攻
●画像


クリックで拡大

合成DNAインクの色の分析
紙片に染み込ませた318ビット(10の95乗)の色をもつ合成DNAインクの色を増幅して正確に分析することができる。
(C) 陶山明
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。