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整理番号 6310   (公開日 2012年09月06日) (カテゴリ 医学・薬学
犬における角膜再生医療
●内容   犬では重度な角膜疾患の発生率が高く、重症例では結膜被覆術などが行われている。しかし、炎症や色素沈着、瘢痕形成など重篤な合併症が生じることも少なくない。一方角膜移植は、拒絶反応と炎症のコントロールが難しく、ドナーの確保も極めて困難なためほとんど実施されていない。近年、様々な足場の上で自己輪部組織を培養して作製した角膜上皮シートの難治性角膜疾患への応用が行われるようになっている。自己角膜上皮シートは移植後の拒絶反応や炎症の可能性が少なく、ドナーを必要としないことから、犬でも臨床応用が期待される。当研究室では、犬の難治性角膜疾患に対する臨床応用を目標とし、羊膜をはじめ様々な組織や人工材料を基質とした角膜上皮シートの作製及び評価を行っている。犬角膜組織は人の角膜組織と類似性が高いため、今後これらの成果を獣医臨床に活かすだけでなく、人臨床とのトランスレーショナルリサーチにも役立てていきたい。本研究に興味・関心を有する企業・研究室との共同研究を希望している。
●研究者
教授 西村 亮平
大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻
●画像


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犬羊膜を基質とした犬角膜上皮シート

犬の羊膜を基質とし、角膜輪部由来の角膜上皮細胞を培養したところ、正常角膜に類似した構造を持つ犬角膜上皮シートの作製が可能である。
(C) 西村亮平

犬角膜上皮シートにおける幹細胞マーカーの発現

作製した犬角膜上皮シートの組織学的評価を免疫染色で行っている。犬角膜上皮シートの基底層には角膜上皮幹細胞マーカーとされるABCG2の発現がみられた。作製した犬角膜上皮シートの組織学的評価を免疫染色で行っている。犬角膜上皮シートの基底層には角膜上皮幹細胞マーカーとされるABCG2の発現がみられた。
(C) 西村亮平
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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