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整理番号 6319   (公開日 2012年11月13日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材
超高感度ヘム定量法
●内容   ヘムはポルフィリンの鉄錯体であり、プロトヘム(ヘムb)はヘモグロビンやミオグロビンにおける酸素運搬や、ペルオキシダーゼなどの補欠分子族として、生体内で必須の役割を果たしている。これまでヘムの定量には主に分光学的な手法が取られてきたが、多量のサンプルを必要とすること、煩雑な操作を伴うこと、有毒な溶媒を使用することなど、多検体の微量サンプルからヘムを定量することは困難であった。
  我々は、ヘムが自発的にペルオキシダーゼ(HRP)のアポタンパク質と再構成し、活性型のホロ酵素になる性質を利用し、HRPの活性を化学発光で測定することで、非常に高感度なヘムの定量法を開発した(HRP-based Heme assay: HH assay)。HH assayはヘムに対して非常に特異的であり、他のポルフィリンや鉄の混入は無視できる。また非常に高感度で、従来の分光学的手法に比べて100万倍の高感度で測定が可能である。またヘムの抽出も1段階で行なうことが出来、また多検体を同時に測定することが可能であるため、ハイスループットな測定が可能である。
  基礎研究における動植物から微生物に至るまでのヘムを定量だけでなく、尿や便、血や血清中のヘム測定など、医療診断への応用も可能である。HH assayを用いた共同研究や産学連携を希望する。

●研究者
准教授 増田 建
大学院総合文化研究科 広域科学専攻
●画像


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HH assayの原理
HH assayでは抽出したヘムをHRPのアポタンパク質と再構成を行い、次にHRP活性を化学発光の検出により行なう。
(C) 増田 建

HH assayにおけるヘム検量線の例
検出感度は1pMで、1000pM までの広い範囲で直線性を示す。
(C) 増田 建
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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