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整理番号 6328   (公開日 2013年03月07日) (カテゴリ 農林水産・食品環境・エネルギー大気・海洋
貧酸素水塊環境下にある堆積物の非破壊分析に基づく環境変動評価
●内容 この研究室では、東京湾などの内湾堆積物を鉛直方向に採取し堆積年代別に元素の分布や化学状態の変化を分析することで、過去数十年間の貧酸素水塊の履歴を明らかにする研究を行っている。最近では、東京湾で最も強い貧酸素水塊が発生することで知られる幕張沖浚渫窪地で堆積物を定期的に採取し、機器中性子放射化分析法、即発γ線分析法などの分析法により元素を定量した上で、統計解析法を用いて環境負荷因子に関する検討を行っている。また、57Feメスバウアー分光法によって堆積物中に含有する鉄の化学種分別を、210Pb年代決定法によって各分画の堆積年代を決定している。鉄に対するpH-Ehダイアグラムで堆積当時の堆積環境を検討した結果、ヘマタイト(α-Fe2O3)の存在は直上の貧酸素水塊の規模が縮小している証拠であることが明らかになった。さらに現在、還元環境下で生息する硫酸還元菌の生息数との関連性についても検討中である。
これらの研究に関連した課題を有する企業、自治体、団体等との共同研究が可能である。
●研究者
教授 松尾 基之
大学院総合文化研究科 広域科学専攻
●画像


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夏の東京湾の浚渫窪地および対照点における溶存酸素の垂直分布
夏には強い貧酸素水塊が浚渫窪地で発生していることがわかる。
(C) 松尾研究室

東京湾で採取した底質のうち堆積年代が1987年と2005年の2層の57Feメスバウアースペクトル
ヘマタイトは過去の貧酸素水塊の規模の良い指標となる。ヘマタイトの存在は直上の貧酸素水塊の規模が縮小している証拠であることが明らかになった。
(C) 松尾研究室
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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