新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 6472   (公開日 2013年06月26日) (カテゴリ 医学・薬学
リゾリン脂質の臨床検査医学の構築
●内容 スフィンゴシン1-リン酸(S1P)、リゾホスファチジン酸(LPA)、リゾホスファチジルセリン(LPS)はリゾリン脂質という新しいクラスの生理活性脂質を構成しているが、生体において重要な(病態)生理学的役割を果たしていることが明らかとなっている。
 生理活性脂質は、それ自身は遺伝子にコードされておらず、その産生と代謝に関与する酵素により、血中などの生体における変動が制御されている。また、ほとんどの生理活性脂質は、標的細胞上に発現する細胞膜7回貫通型のG蛋白質共役受容体に作用することにより細胞応答を惹起する。これらは、リゾリン脂質においても同様である。
 生体におけるこれらリゾリン脂質の動態とその細胞応答の制御機構を明らかにすることは極めて重要であり、新しい診断薬・診断方法の開発に繋がるとともに、創薬の基礎となるものである。しかし、生理活性脂質はその扱いが難しく、生体における濃度を正確に測定することは困難であり、測定のための最適検体採取法を確立するだけでも、多くの専門的検討を必要とする。
 本研究室では、臨床検査の専門家が、世界に類を見ないリゾリン脂質と関連蛋白質(産生酵素、キャリア、受容体)の測定系を築くとともに、その最適サンプリング法を確立し、その結果に基づく病態解析を進めている。既に、S1PとLPAを中心に多くの研究成果をあげているが、リゾリン脂質に関しては、まだまだ未知の部分が多く、さらなる機能的役割の解明と臨床検査医学的応用に関する研究が必要と考えている。リゾリン脂質の診断医学、治療医学への応用を目指す企業との共同研究が可能である。
●研究者
教授 矢冨 裕
大学院医学系研究科 内科学専攻
●画像


クリックで拡大

 リゾリン脂質の臨床検査医学の構築
リゾリン脂質は、その生体レベルは産生酵素と代謝酵素のバランスで決まり、また、特異的受容体に作用して細胞応答を惹起する
(C) 矢冨 裕
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。