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整理番号 6627   (公開日 2013年12月11日) (カテゴリ 環境・エネルギー
高効率天然ガス輸送のための,高圧を必要としないガスハイドレート合成法
●内容   輸入天然ガスは、価格の約5割を液化輸送コストが占めている。液化輸送にかわる輸送形態として、ガスハイドレートとして輸送する方が24%コスト低減させることができると試算されている。これまでガスハイドレートは、気体である天然ガスを液体状態の水に高圧で接触させることで合成されてきた。これに対して我々は、天然ガスと水をいずれも気体状態で、低温基板に供給することでガスハイドレート結晶を合成する技術を開発した。
  図1は、メタンと類似した性質を持つクリプトンをゲストガスとして、基板温度85Kで共吸着後、100Kアニール処理により作製したハイドレートのX線回折パターンである。この結果から、ハイドレートが生成していることがわかった。図2は、成長時のX線透過強度測定の結果で、これから成長速度は0.9mm/時であることが判明した。 これらの結果から、本ハイドレート合成法を利用し、連続製造ラインを開発することにより、従来のような高圧を必要とせず、高効率にハイドレート合成法となることが期待される。
  この技術を発展させる研究および事業化に興味のある企業との共同開発を行う用意がある。
●研究者
教授 福谷 克之
生産技術研究所 基礎系部門
●画像


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「クリプトンと水を気体状態で低温基板に供給して作製した試料のX線回折スペクトル」
基板温度85Kでの共吸着後(黒線)及び100Kアニール後(赤線)。ハイドレートが合成されていることを示す。
(C) 河内泰三、福谷克之

「クリプトンと水を気体状態で低温基板に供給したときのX線透過強度の時間変化」
成長速度が0.9mm/hであることを示す.
(C) 河内泰三、福谷克之
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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