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整理番号 6636   (公開日 2013年10月16日) (カテゴリ 社会・文化・教育
教科書のイラストレーションと文学作品のイラストレーション
●内容   「芸術は(目に見えるものを)再現するものなのではなく、(私たちの目に)見えるようにしてくれるものなのだ」とスイスの画家、パウル・クレー(1879-1940年)は言っている。音楽や文学にも造詣が深かったクレーは、絵画作品を通じて音や文字による表現だけでは私たちが見逃してしまいがちなものを見事に掬いあげ、私たちに見えるようにしてくれた。
  私はさまざまなイメージとテキストの関連を研究しており、挿絵やポスターのような日常生活にあふれているイメージ媒体や、雑誌記事や広告文のような私たちの生活になじみ深いテキスト媒体までひろく扱っている。とくにインターネット時代になってから、視覚媒体と文字媒体はさまざまな形で「共演」をしている。それぞれが単独では表現しきれないことを、この共演のおかげで私たちは理解しているのだと思う。
  このような時代だからこそ今あらためて(何かを例示し明らかにする、という意味での)イラストレーションを研究する価値があると考えている。私は今、とくに教科書と文学作品をその研究対象として、イラストレーションがどのような役割を果たしているか、テキストだけでは理解できないことを、どのように効果的に私たちに見えるようにしてくれているかを考察している。出版・教育などのさまざまな業界・分野で、この知見が役立てば幸いである。
●研究者
教授 寺田 寅彦
大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻
●画像


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外山正一著『正則文部省英語読本』(大日本図書、1889年)
英語教科書に和風の人形と箱
(C) 寺田寅彦研究室

伊藤健三(他)著『New Horizon』(東京書籍、1971年)
70年代の日本の中学生にはこのカップルはまぶしかったことだろう
(C) 寺田寅彦研究室
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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