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整理番号 6789   (公開日 2014年07月15日) (カテゴリ 農林水産・食品環境・エネルギー素材土木・建築基礎科学
各種スラグの新機能探索と有効利用
●内容 当研究室ではこれまで、マイクロ波を用いて製鋼スラグ中の鉄、リンの資源を回収するプロセスを開発するなど、製鉄プロセスの副生物であるスラグから資源を回収する方法を検討している。近年では、環境中に排出されると海水、河川、土壌に濃縮し、動植物への汚染や人間の疾病の原因となる有害重金属を、鉄鋼スラグを用いて固定化する研究も試みており、高炉スラグを用いた水熱処理(図1)により溶液中の六価クロムが固定化される(図2)ことなどを明らかにしている。
引き続き鉄鋼スラグに内在する化学特性を利用して、環境浄化に活用する道を模索するとともに、鉄鋼スラグを用いて、非鉄製錬スラグなどに含まれる有害元素の固定化や、各種副生物の無害化・高付加価値化を推進するための研究を行っている。
一方、すでに製鋼スラグの農業用肥料としての有用性は知られており、近年では沿岸海域での海洋環境改善への適用も注目されている。これらの活用において有効とされるスラグ中各成分の、土壌中、海水中への溶出機構や、存在形態の溶出挙動に及ぼす影響など、系統的に明らかにすることにより、目的に応じたスラグの選択指針や最適活用条件を明確化することができ、スラグの有効活用の普及とともに新たな用途開拓が期待できる。
本提案研究では、鉄鋼スラグのみならずあらゆるスラグを対象とし、それらの新たな機能を探索するとともに、広範な用途開拓をめざす取り組みを行う。この研究に興味のある企業との共同研究を希望する。
●研究者
教授 森田 一樹
大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻
生産技術研究所 附属サステイナブル材料国際研究センター
●画像


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図1 実験装置の概略図
(C) 森田一樹

図2 水溶液中6価クロムの濃度の経時変化
(C) 森田一樹
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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