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整理番号 6841   (公開日 2015年01月05日) (カテゴリ 環境・エネルギー機械航空・宇宙経済・経営・政策・法律土木・建築
シミュレーション技術によるシステムレジリエンス評価技術
●内容 これまで、確率論的リスク概念に基づくリスクマネジメントが、技術社会システムの安全性向上に大きく貢献してきた。しかし、リーマンショックや東日本大震災を経験した今日、さまざまな部門でリスクマネジメントに関する新しい考え方が求められていると言っても過言でない。
このような背景からレジリエンスという概念が注目を集めている。レジリエンスとは、外乱やシステム内部の変動がシステムの全体機能に与える影響を吸収し、状態を平常に保つシステムの能力、あるいは、想定を超えるような外乱が加わった場合であっても機能を大きく損なわない、損なったとしても早期に機能回復できるシステムの能力を意味する。レジリエンスの概念は、従来の静的なリスクマネジメントを拡張、補強し、リスクマネジメントが十分だったとしてもなお残ってしまう残余のリスクに対処するための有効なアプローチを提供するものと期待される。そこで、レジリエントなシステム実現のための学理と方法論に関するレジリエンス工学の研究が、社会からの要請に応える意味で必要である。
この研究室では、人工物のみならず人間や組織の振舞いまでも含む先端的なシミュレーション技術を活用し、巨大で複雑な技術社会システムのレジリエンスを評価し、レジリエンスを工学的に造り込むための研究を行っている。たとえば、首都圏の複合重要インフラシステムの大規模災害に対する脆弱性評価と安全保障政策の研究である。
この研究に関心を持つ企業等との共同研究を求める。
●研究者
教授 古田 一雄
大学院工学系研究科 附属レジリエンス工学研究センター
准教授 菅野 太郎
大学院工学系研究科 システム創成学専攻
准教授 小宮山 涼一
大学院工学系研究科 附属レジリエンス工学研究センター
●画像


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レジリエンスの三角形
レジリエンスの程度は危機の後の機能回復の早さに現れ、正常値からの低下部分の面積によってよく評価される。
(C) 古田一雄

レジリエンス評価の指標
レジリエンスの評価には回復の早さだけでなく安全余裕、緩衝力、許容度、柔軟性などさまざまな側面を考慮する必要がある。
(C) 古田一雄
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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