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整理番号 6846   (公開日 2014年08月08日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学
4種類の低分子化合物のみを用いた多能性幹細胞からの高効率骨芽細胞作製法
●内容  これまで、胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)といった多能性幹細胞から目的細胞や組織を作製するために広く用いられてきた手法には、\騎里柄叛が不明なもの(例 ウシ胎仔血清)を細胞の培養に使用すること、多能性幹細胞が目的としない組織への分化を誘導しかねない胚様体を形成すること、M尭外子に遺伝子導入や組換えタンパク質を用いること、などによる安全性やコストに関する懸念が存在する。多能性幹細胞を用いて各種組織を作製する手法は、全て既知の成分を用い、目的としない組織への分化を抑え、さらに経済的かつ安定な低分子化合物を用いた方法が理想的だと考えられる。我々は最近、4種類の低分子化合物のみ(グリコーゲン合成酵素3阻害剤、ヘッジホッグシグナル阻害剤、ヘッジホッグシグナル活性化剤、ヘリオキサンチン誘導体)を誘導因子として段階的に用いることにより、無血清培地下で、多能性幹細胞から中胚葉を経由して効率的に骨芽細胞を作製する方法を開発した(Stem Cell Rep 2(6):751-60, 2014)。この方法では、経済的かつ安定な低分子化合物をはじめとして既知の成分のみを用い、さらに目的としない組織への分化を抑えるため、既存の手法の問題点が解決されると考えられる。骨形成メカニズムの解明、骨形成性薬剤のスクリーニング、骨系統疾患の病態解明、骨再生医療への応用が期待される基盤技術であることから、本法の医療・生物学分野への応用に関心をもつ企業との共同研究を進めたい。
●研究者
准教授 大庭 伸介
大学院医学系研究科 疾患生命工学センター
教授 鄭 雄一
大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
●画像


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骨芽細胞に分化すると緑色蛍光蛋白(GFP)を発現するマウスES細胞を、本法に従って培養すると、GFPを発現する細胞が高効率で認められる。
(C) 大庭 伸介
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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