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整理番号 6974   (公開日 2015年07月13日) (カテゴリ 医学・薬学
RCAS/tv-aマウスモデルを用いた脳腫瘍治療薬の開発
●内容 悪性脳腫瘍は難治性で有効な治療薬が少なく、治療成績の向上は社会的な課題となっている。過去にマウスモデルを用いて様々な薬剤の前臨床試験が行われたが、その結果はヒトにおける抗腫瘍効果と必ずしも一致しなかった。その原因として、培養細胞や免疫不全マウスを用いる従来の脳腫瘍モデルでは、腫瘍や血液脳関門などの微小環境が再現されていないことが挙げられる。
本研究では、ウイルスを使用した癌遺伝子の導入により脳組織から腫瘍が発生する正確なマウスモデル(RCAS/tv-a)を使用しており、作成可能な膠芽腫や髄芽腫等の種々の脳腫瘍は、下記の特徴を有する。
1) 既知の遺伝子異常による脳腫瘍である
2) 病理組織学的にヒト脳腫瘍と同一である
3) マウスの免疫能と腫瘍微小環境が保たれている
これらの特徴により、標的とする分子を明確にし、ヒトに近い腫瘍を用いて治療薬を開発することが可能となる。生体イメージングによる腫瘍の観察や、イメージング質量分析による腫瘍内薬物濃度の測定など、より正確に治療効果を評価するための技術も開発している。このマウスモデルは、新たな腫瘍標的分子の同定にも有用であり、脳腫瘍治療薬開発のためのツールとして、共同研究による発展・応用を希望する。
●研究者
講師 百田 洋之
医科学研究所 附属先端医療研究センター
●画像


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脳腫瘍治療薬開発の流れ

ヒト脳腫瘍の解析から、遺伝子やタンパクの異常を見つけ、ウイルスでその異常をマウスへ導入することにより、同一の腫瘍をマウスに再現する。発生した脳腫瘍を用いて、新規薬剤の開発を行い、ヒトへ還元するトランスレーショナルリサーチを目指している。
(C) 百田洋之
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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