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整理番号 7097   (公開日 2015年12月16日) (カテゴリ 農林水産・食品環境・エネルギー大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育
ウナギやマグロ等の水産重要資源の利用・保全・将来予測
●内容 大規模回遊魚類(ニホンウナギ、マグロ類)、多獲性浮魚類(イワシ類)、貝類(ムール貝、アワビ等)を中心とした、水産資源の分布・回遊・資源量の動態に関する研究を行っている。エルニーニョや黒潮の蛇行といった大規模な海洋・気象の変動に焦点を当て、地球温暖化も含めた環境変動がどのように海洋生物資源の生態に関わっているのか、その変動機構の解明を目指し、とくに、ニホンウナギの資源保全に関しては、河川での護岸や堰による生息環境改変の影響を解析し、持続可能な利用に向けた河川工事や環境保全、制度設計の提言を行っている。そのために、それら水産資源の餌となる動植物プランクトンによる低次生産機構や北太平洋循環系の中における卵・稚仔の輸送・拡散機構および成魚の回遊生態に関わる研究を調査船による海洋観測や河川調査で展開し、生物に計測器を取り付けて情報を収集するバイオロギング野外調査、受精卵やふ化仔魚を用いた室内飼育実験、流動モデルを用いた生物輸送に係わる数値シミュレーション解析、酸素・窒素・炭素同位体比分析による経験水温・食性解析から総合的に研究を進めている。我が国においては、安定的な食糧資源の確保は極めて重要な命題であり、適正な資源管理を行うために必要な資源量変動予測の確立および効率的な種苗生産を行うための稚仔魚の生残・成長機構の解明は喫緊の課題ともいえる。これらの研究に関心を有する各種団体や企業との共同研究、技術開発、コンサルティングだけでなく、海洋学、水産学、生態学に関する学生教育や社会啓発に向けた活動の展開も希望している。
●研究者
教授 木村 伸吾
大学院新領域創成科学研究科 自然環境学専攻
大気海洋研究所 海洋生命システム研究系
●画像


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数値実験によるニホンウナギ幼生の輸送過程
エルニーニョ年におけるニホンウナギ幼生の日本沿岸への来遊量は、通常年に比較し半減する(図中の青数字は日本沿岸に来遊する割合、緑数字は逆のインドネシア方面に逸散してしまう割合)。
(C) 木村伸吾

クロマグロ仔魚の温度別生存率
クロマグロ仔魚は海水温が24℃を下回ると成長を停止するが、28℃を越えると死亡率が増大する。
(C) 木村伸吾
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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