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整理番号 7121   (公開日 2016年01月22日) (カテゴリ バイオテクノロジー農林水産・食品環境・エネルギー
イネの根圏に棲む窒素固定細菌を生物窒素肥料として活用する技術の展開
●内容  現代農業で多用される化学窒素肥料は、その製造過程で多量の二酸化炭素を発生する点、土壌微生物による分解過程で一酸化窒素が生み出されることがある点、ならびに施肥したうちの少なからぬ部分が水域に流出して富栄養化を招いている点などで、環境に悪影響を与えている。この悪影響は化学窒素肥料を削減することで緩和することができるが、そのためにはこれに代わる新たな窒素肥料が必要である。その候補が、窒素固定細菌の生物窒素肥料としての活用である。
 この研究室では、イネ根圏に棲息する窒素固定細菌を遺伝子組換えして窒素固定を効率良く行う改良株を作出し、この改良株を利用することで化学窒素肥料を削減する環境に優しいイネ栽培システム(温室水田システム)を構築した。さらには、遺伝子組換えを行わずとも、イネ根圏窒素固定細菌とある種の非窒素固定細菌との共生系(根圏共生系)では窒素固定能が目覚ましく上昇することも見出した。
 そこで、現在は、温室水田システムの遺伝子組換え窒素固定細菌をこの根圏共生系に置き換え、水田に棲息する窒素固定細菌を直接的に活用する技術の構築へと研究を展開している。本研究に関心のある企業・自治体等との連携を行う用意がある
●研究者
准教授 日髙 真誠
大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻
●画像


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温室水田システム
(C) 日髙真誠
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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