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整理番号 7153   (公開日 2016年06月15日) (カテゴリ 農林水産・食品
赤色色素の二次元非破壊計測によるマンゴーの自動選果
●内容 この研究室では青果物の選別、貯蔵、調整、加工、包装、輸送等におけるさまざまな操作に関連したポストハーベストテクノロジーの研究を行なっている。マンゴー果実の等級選別は果皮における鮮紅色の占有率に基づいて行われている。その際に必要な外観品質の評価を、デジタルカメラを用いて迅速に行う方法を開発した。鮮紅色であるか否かを分ける閾値は、本研究のために収集した試料の範囲に限定されるものの、彩度 > 22、色相角 < 52°に設定可能であった。さらに、1個体の果実から閾値の範囲を満たす画素を抽出し、1個体の画素数との比を求めることで、鮮紅色占有率の客観的評価が可能となった(図1)。本手法は、各出荷組織の実情に合わせて閾値を変更することにより、幅広く応用可能な技術であると考えられる。農業分野における非破壊計測には主として光センシングが採用されている。しかし、ハードウエア構成や撮影条件が取得データに影響を及ぼし、適用範囲の普遍性という点で疑問が残る。一方、色素濃度は青果物が持つ性質であり、撮影条件に依存しない普遍的な指標であることから、鮮紅色の要因であるアントシアニン濃度を基準とすれば普遍的な選果選別が可能になると考えられる。そこで、デジタルカメラにより色素濃度の閾値を求めたところ、131〜186 mg kg-1 F.W.の範囲にあることが明らかになった。彩度= 22、色相角 < =52°から算出した151 mg kg-1 F.W.を閾値として鮮紅色の占有率を算出すれば、図1の結果と一致する。 この研究に関心のある企業あるいは団体等と、実用化に向けた研究を希望する。
●研究者
准教授 牧野 義雄
大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻
●画像


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図1 デジタルカメラによるマンゴー果実の鮮紅色占有率算出例
(C) 牧野義雄

図2 デジタルカメラによるアントシアニン濃度分布の非破壊推定
(C) 牧野義雄
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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