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整理番号 7157   (公開日 2016年06月10日) (カテゴリ 医学・薬学農林水産・食品
消化管カハール介在細胞を標的にした新たは消化管運動機能調整薬の創薬基盤構築
●内容 近年、食生活の欧米化や高齢化とストレス社会を背景に、器質障害を伴わない過敏性腸症候群(IBS)や機能性胃腸症(FD)などの消化器疾患が急増している。いずれもQOLを著しく低下させる疾患で、その病態発生や治療法の開発が急務である。一方、家畜の生産性という観点に目を向けても、ウシやブタの下痢症などが蔓延し、大きな経済的損失となっている。これらの腸疾患はいずれも消化管の運動機能障害を伴い、腸内フローラの異常をきたして、さらに疾患を悪化させる。すなわち、消化管運動機能の改善はこれらの疾患の治癒機転として極めて重要である。しかし、実際に消化管運動機能を調節するために上市されている薬物は極めて限られており、そのほとんどは神経細胞に発現する受容体を標的に作られた古典的な薬物ばかりである。
 そのような背景の中、我々は、消化管運動を司る平滑筋細胞・神経細胞・カハール介在細胞(ICC)・マクロファージなどの細胞間相互作用を維持した直径100ミクロン程度の細胞塊(Cell cluster)の作製に成功し、このcell clusterをつかってICCのペースメーカー機能を、Caオシレーションとしてin vitroで計測するシステムを構築した。本システムを用いることで、in vitroでICCを標的にした創薬スクリーニングを可能とし、IBSやFDの創薬標的細胞としてICCの機能解析を産学官で進めて行きたい。
●研究者
准教授 堀 正敏
大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻
●画像


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消化管の運動を制御するGastrointestinal network(GIネットワーク)平滑筋細胞、カハール介在細胞(ICC)、壁内神経叢、マクロファージなど消化管運動を司る一群のネットワーク。
(C) 堀 正敏
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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