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整理番号 7247   (公開日 2017年01月11日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学
生殖特異的なRNA干渉の仕組みとその応用性
●内容 当研究室では、動く遺伝子として知られるトランスポゾンから生殖ゲノムを守るRNA干渉の解析を行っている。この機構の主役piRNAの機能不全は、不稔を導く。piRNAは、断片化されたトランスポゾンが好んで集積するゲノム領域「piRNAクラスタ」を由来とする小さな非コードRNAであり、トランスポゾンの転写産物に相補的であるため、その発現および転移活性を抑制する。piRNAクラスタの転写産物にはpiRNA前駆体として認識されるシス配列があり、このシス配列にYbタンパク質が結合すると、シス配列の下流領域からpiRNAがつくられる。このシス配列の下流に、人工的に特定の遺伝子(転写産物)に対する塩基配列を挿入すると、人工piRNAが生み出される。生殖組織においては、piRNAは量産しやすく、よって人工piRNAの発現系を利用すれば、生殖細胞特異的に、任意の遺伝子の発現・機能を効果的に抑制することが可能である。不妊症など生殖に関わる疾患の創薬につながる可能性を秘めている。本件に関心のある企業があれば、共同研究等に応じたい。また、高品質のモノクローナル抗体作成技術を持つため、企業との連携をはかりたい。
http://www-siomilab.biochem.s.u-tokyo.ac.jp/index.html
●研究者
教授 塩見 美喜子
大学院理学系研究科 生物科学専攻
●画像


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図1:piRNAによる生殖特異的なRNA干渉の仕組みとその応用性
(C) 塩見美喜子
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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