新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 7255   (公開日 2016年10月25日) (カテゴリ 情報・通信エレクトロニクス基礎科学
量子制御理論の構築
●内容 近年、量子状態にある電子のスピンなどをビット(qbit)とみなし、それを用いた量子情報機器(例えば量子コンピュータ、量子暗号、量子通信)の研究開発が大きな注目を集めている。しかし、このような機器の実現には所望のビット列の量子状態を作り出し、それを長時間保持する必要がある。ノイズに弱い量子状態において、これを汎用性のある、比較的簡便な装置で実現することは容易ではない。そこで本研究室では、観測とフィードバック制御に基づく装置で所望の量子状態を生成する手法に関する研究を続けている。このような量子フィードバックシステムの振る舞いを厳密に議論するためには、豊富な解析ツールを有する制御理論と整合する量子ダイナミクスの表現をベースとした安定性の議論が不可欠であると考え、対応する確率微分方程式を用いて安定性の証明に成功している。また最近は、多qbitの量子スピンシステムに対して、局所的観測と局所的制御を繰り返すことにより特異な量子状態が生成できることを示した。これによって実現可能な量子状態のクラスには、任意のビット長のエンタングルド状態が含まれており、実用上有益であることがわかる。
以上に関連した具体的な量子情報技術の課題を有する企業等に対し、上記研究結果を基にした協力が可能である。
●研究者
准教授 津村 幸治
大学院情報理工学系研究科 システム情報学専攻
大学院工学系研究科 計数工学専攻
●画像


クリックで拡大

連続測定下にあるスピン系のフィードバック制御
(C) 津村幸治

ネットワークド量子システムの分散制御
多qubitシステムに対して、局所的観測 σ と局所的制御 U の操作を分散的に繰り返すことで、全系を対象な状態(エンタングルド状態であるW状態を含む)に収束されることが可能
(C) 津村幸治
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。