新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 7258   (公開日 2016年10月31日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学
トランスオミクス:生物多階層ビッグデータに基づく大規模生化学ネットワーク再構築法
●内容 生命システムが示す様々な表現型は、代謝物、タンパク質、mRNAなど複数のオミクス階層にまたがる生化学ネットワークによって調節されている。これら複数のオミクス階層にわたる調節メカニズムを解明するため、従来の生物学では一部の分子の周囲のみを多階層にわたって解析する研究や、一つの階層のみを網羅的に解析する研究を行ってきた。しかし、これらの従来型アプローチは研究者の主観によって解析対象にバイアスがかかるため、鍵となる経路や分子を取り逃がす可能性が否めない(図1)。我々は従来型アプローチの限界を克服するため、メタボロームやリン酸化プロテオーム、トランスクリプトームといった生物多階層ビッグデータから、大規模生化学ネットワークを再構築する「トランスオミクス解析」を開発した。これを、2型糖尿病と深い関連のあるインスリンシグナリングに応用し、インスリンが司る代謝調節ネットワークを前例のない規模で再構築することに成功した(図2)。トランスオミクス解析は、インスリンに限らず、広くシグナル伝達を介する生化学ネットワークの同定に応用することが可能である。さらに、疾患特異的に発現・欠失する生化学ネットワークを再構築することにより、疾患特異的分子群からバイオマーカーおよび標的分子群の候補を推定する手法の開発も行っている。
●研究者
教授 黒田 真也
大学院理学系研究科 生物科学専攻
助教 柚木 克之
大学院理学系研究科 生物科学専攻
●画像


クリックで拡大

トランスオミクスは、複数のオミクス階層にまたがる大規模ネットワークを網羅的に推定する
(C) 黒田研究室

トランスオミクス解析により再構築した多階層インスリン代謝制御ネットワーク
(C) 黒田研究室
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。