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整理番号 7263   (公開日 2016年11月29日) (カテゴリ 医学・薬学農林水産・食品基礎科学
線虫の走化性を利用した薬物の探索・評価系
●内容  線虫C.エレガンスは体長1 mmほどの土壌生物で、自然ではおもに腐熟した植物に生息している。線虫は浸透圧や温度に加えて、さまざまな化学物質に応答する。酸素や二酸化炭素、各種の無機イオン、アミノ酸や糖、ビタミンなどの生体関連化合物、各種の揮発性小分子などその種類は実に多様で、それらに対し誘引または忌避の行動(走化性)を示す。走化性は、化学物質の濃度勾配を形成させた寒天プレート上で線虫を自由に行動させることにより容易に観察できる(図)。さらに線虫の走化性には、経験に依存して行動が変化する「学習」が観察される。私たちの研究室では、線虫の走化性および学習に関わる遺伝子を調べ、インスリンやプロテインキナーゼCのシグナル伝達経路の役割を明らかにしている。
 線虫の神経回路は、神経細胞同士の接続がすべて明らかになっている。また遺伝子操作のためのツールが整備されており、外来遺伝子を特定の神経細胞で発現させる実験を比較的容易に行うことができる。体が透明なことから、光遺伝学ツールで特定の神経の活動を人為的に操作し、蛍光プローブを用いて神経活動を観察することができる。これらの特質を利用した行動薬理学実験に関心がある企業および団体への情報提供と技術指導が可能である。
・オーファン受容体のリガンドの探索
・特定のシグナル伝達経路を標的とする薬剤の探索および評価
・生理活性物質の作用機序の解明
●研究者
准教授 國友 博文
大学院理学系研究科 生物科学専攻
教授 飯野 雄一
大学院理学系研究科 生物科学専攻
●画像


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線虫の走化性試験
塩化ナトリウムに誘引された線虫。200匹程度の個体をプレートの中心に置き、約15分後に観察した。
(C) 飯野研究室
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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