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整理番号 7472   (公開日 2018年11月02日) (カテゴリ 医学・薬学情報・通信社会・文化・教育
心身の健康問題・メンタルヘルス不調の予防対策に資するテクノロジー開発
●内容  当研究室では、医学・心理学・教育学を組み合わせた「新しい生物・心理・社会的アプローチ」を用い、子どもから成人へ至る一生涯を通じた心身の健康・Well-beingの保持増進・疾病予防のメカニズムを目に見える形で実証的に明らかにし、家庭・学校・職場などの社会環境の現場における予防教育的介入の効果検証を目指している。

 これまで医師として病気をもつ方々の診療にあたってきたが、「病院に来ようとする前に何かできなかったか」と考えさせられる日々であった。そこで、新しくできた当研究室では、一般に日常生活を送る人々に対して病気に至る前(未病)の段階で発症予防を目指すアプローチで、「病院に来ようとする前」にフォーカスして、目に見えないと思われてきたはずのその予兆を<見える化>するという全く新しい挑戦的な検討を行っている。

 そのため、「簡便・小型・非侵襲性・移動可能性」を特徴とするテクノロジー(科学技術)を用いて、日常生活の中で心身の健康情報や生体情報の測定を行い、臨床(保健・医療・福祉)や学校・教育や産業・労働の【現場で役立つ客観的なバイオマーカー(生物学的指標)を開発】しようと試みている。将来的には、これらの中でいくつかが「一般健康診断」にまで取り入れられることを目指す。

 例えば、脳機能(前頭葉機能)測定、心拍変動計や電子瞳孔計、唾液計測(内分泌・免疫・炎症指標など)への取り組みをすでに始めているが、大規模な実証的研究を進めるためには、さらなる協力体制や研究の加速が必要である。

 こうした簡便なバイオマーカーやICT/IoT技術を用いることで、日常生活の健康情報や生体情報や心理行動情報を把握しやすくなってきており、さらにその情報を適切に本人へフィードバックすることで、認知行動療法に基づいた心理行動的介入も応用しながら、さらなる健康行動を促す予防教育的介入へ繋げていくことができると考えている。

 こうした検討は健康増進・疾病予防へ直結するものであり、学校・教育領域で問題となる「いじめ・不登校」等への予防対策、産業・労働領域で問題となる「過重労働・過労死」等への予防対策、保健・医療・福祉領域で「ストレス・逆境体験(被虐待など)」等への予防対策に資する研究開発に御賛同いただける方々と協力して、研究推進をしていきたい。

 調査・介入のフィールドとしてご協力して頂ける学校や企業、日常生活の中で心身の健康情報や生体情報や心理行動情報を把握しフィードバックができるバイオマーカーやICT/IoT技術の技術提供・技術開発にご協力して頂ける企業など、志をもった方々にご協力をお願いしたい。

 当研究室の責任者は、大手企業・研究所との共同研究や国内の多施設共同研究、複数の海外研究施設との共同研究などを行い、多数の学会発表・英文論文での公表や、特許申請・取得や、診療報酬点数化に携わってきた実績がある。

詳しくは、下記の当研究室のホームページもご覧いただきたい。 <http://www.p.u-tokyo.ac.jp/~takizawa-lab/index.html>
●研究者
准教授 滝沢 龍
大学院教育学研究科 総合教育科学専攻
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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