新着情報 テーマカテゴリ 全カテゴリバイオテクノロジー医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー素材機械情報・通信エレクトロニクス航空・宇宙大気・海洋経済・経営・政策・法律土木・建築社会・文化・教育基礎科学 ごあいさつ ご利用にあたり 検索方法 プライバシーポリシー ご意見・ご質問 実例集 見つからない場合は? DUCRホームページへ トップページ geta_logo
print
印刷時に縮小されてしまう場合などにご利用ください。

整理番号 7517   (公開日 2018年12月27日) (カテゴリ 医学・薬学
PLA2リピドミクスによる脂質の新機能の解明とその創薬・バイオマーカー展開
●内容   脂質は生体における最大のエネルギー源であり、細胞膜を構成する主要成分であり、シグナル分子としても働く。また脂質は食品から摂取される環境栄養因子であると同時に、適宜代謝を受けて時空間的に生体応答を制御する組織環境調節因子でもある。
  本研究室では、脂質ならびにその代謝産物が関与する脂質ネットワークにフォーカスを当て、脂質代謝に関わる酵素(特にホスホリパーゼA2分子群)や受容体の遺伝子改変マウスに脂質の網羅的分析(リピドミクス)を展開することで、多様な疾患の分子病態を解明し、これを基盤に、脂質代謝の変容が関わる疾患の診断・予防・治療に向けた臨床展開を目指している。具体的には、脂質代謝関連の遺伝子改変マウスにおける疾患関連の表現型を精査するとともに、組織・細胞から抽出した脂質をリピドミクス解析して当該疾患における脂質の量的・質的な変動を調べることで、疾患と相関する新規脂質経路を同定する。特定の脂質経路の異常は、代謝疾患・免疫アレルギー疾患・循環器疾患・皮膚疾患・神経疾患・不妊症などの多岐に渡る疾患と密接に関連している (J Clin Invest 2010, Nat Immunol 2013, Cell Metab 2014, J Exp Med 2013 & 2015, Nat Commun 2017, Nat Med 2017 etc)。
  本基礎研究を基盤として、関連する疾患の診断・予防・治療に向けた創薬展開が期待できる。遺伝子改変マウスを基盤とした基礎研究の成果をヒトにトランスレーションするための臨床研究者との連携、ならびに創薬・バイマーカー探索を進める企業、団体との連携を希望している。
●研究者
教授 村上 誠
大学院医学系研究科 疾患生命工学センター
●画像


クリックで拡大

研究のストラテジーと脂質代謝に関わる酵素PLA2群の遺伝子改変マウスの表現型

写真は左から、肥満、脱毛、アレルギー、魚鱗癬、がん、神経変性の表現型を示している。これにリピドミクス解析を応用することで、各疾患と関連する新規脂質経路を同定する。
(C) 村上 誠
mail
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
本件に関する共同研究等のお問い合わせは、左のバナーをクリックしてください。スタッフがお問い合わせをお受けいたします。