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整理番号 7525   (公開日 2018年11月09日) (カテゴリ 医学・薬学機械社会・文化・教育
微弱なノイズ電流により身体のバランスを改善する治療法
●内容   内耳に存在する前庭器官は、身体のバランスを保つのに重要な役割を果たしており、前庭の働きが悪くなると身体のバランスが悪くなる。高齢者の前庭障害は、従来の治療では改善しないことが多く、これまで有効な治療法がなかった。
  この研究室では、耳の後ろに装着した電極より微弱なノイズ電流を加える「経皮的ノイズ前庭電気刺激(nGVS)」により、健常者と両側前庭障害を有する患者において、身体のバランスが著明に改善することを明らかにした。また、nGVSを30分間加えれば、刺激を停止した後も数時間にわたり身体のバランスが安定化するという現象を捉えた。これは常に電流の刺激をしなくても身体のバランスが持続的に改善することを示し、治療への応用が有効であると考えられる。
  本研究成果は、治療困難な身体バランス機能障害に対する新しい治療に繋がり、また、高齢者の転倒骨折の減少に寄与することが期待される。 この成果を活用し、治療用の機器の開発などに関心を持つ企業との連携を希望する。

[参考] 2016年プレスリリース「微弱なノイズ電流により、高齢者の体のバランスが持続的に改善する」 <http://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/press_archives/20161122.html>
●研究者
教授 山岨 達也
大学院医学系研究科 外科学専攻
●画像


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経皮的ノイズ前庭電気刺激装置耳後部に表面電極を貼付し(左図)、携帯型前庭電気刺激装置(右図)よりノイズ様の微弱な電流を流す。
(C) 山岨研究室(准教授:岩崎真一)

ノイズ前庭電気刺激の刺激波形
(C) 山岨研究室(准教授:岩崎真一)
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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