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整理番号 7533   (公開日 2018年12月06日) (カテゴリ 医学・薬学
「スキンブロッティング法」 −誰でも、どこでも、痛みなく、簡便に実施できるスキンアセスメント技術の応用−
●内容
 この研究室では、基礎研究から問題の本質を追求するバイオロジーと、その臨床研究・実践への応用を試みる看護学を融合させた『バイオロジカルナーシング』を主な研究手法として用いている。 身体の最外層を覆う皮膚は、私たちが日常的に直接見て触れることのできる唯一の臓器である。また皮膚には多くの感覚受容器が集まっているため、皮膚の異常は心身両面に大きな影響を及ぼす。つまり、健康な皮膚は、健やかな生活の基盤であると言える。
 この研究室が独自に開発した皮膚アセスメント法である「スキンブロッティング法」は、極性を有するニトロセルロースメンブレンを皮膚表面に10分間貼付することで、皮膚組織内の可溶性因子を抽出する技術である。この技術により、従来は、生検パンチで皮膚を傷つけなければ分からなかった皮膚の生理状態を、非侵襲的かつ簡便に検査することができる。これは皮膚バリア機能の評価、潜在的皮膚炎症の同定、褥瘡発生の早期発見、足白癬の同定などに展開可能であり、現在、臨床応用を目指して、技術の改良とともに有効なバイオマーカーの確立、信頼性・妥当性の検証などを進めている。
 この技術の実用化に関心を有する企業・団体等との連携を希望する。 なお、様々な学部、研究科、研究所、また、産官学の積極的連携により、機動性、国際性に富んだ新しい運営を行い、グルーバルレベルで活躍する研究者を育成する施設として、2017年4月にグローバルナーシングリサーチセンター(GNRC)を設立した。興味を有する方は以下URLを参照されたい。 <http://gnrc.m.u-tokyo.ac.jp/>
●研究者
教授 真田 弘美
大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻
●画像


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図1 FITC標識Dextran (F-Dex)徐放性ゲル埋入マウスにおけるスキンブロッティングF-Dex徐放性ゲルをマウス背部皮下に埋入、6時間後に同部位でスキンブロッティングを行い、その検出強度が埋入濃度に相関することを示した。
(C) 真田 弘美

図2 紫外線照射マウスにおける潜在的炎症の同定マウスの右側背部に紫外線を1および4分照射し、肉眼的変化が認められないDay1にスキンブロッティングで炎症性サイトカインを評価した。高い検出強度はDay7における強い皮膚障害の発生を予測する。
(C) 真田 弘美
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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