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整理番号 7568   (公開日 2019年02月13日) (カテゴリ バイオテクノロジー医学・薬学
体内のビタミンCの挙動を追跡する蛍光バイオイメージング技術を開発
―がん治療法「高濃度ビタミンC療法」への有用な知見―
●内容  近年、必須栄養素であるビタミンCを高濃度で投与すると、がん治療などに効果的であることが報告され、注目されている。しかし、これまでにビタミンCを検出する効果的な蛍光プローブは開発されておらず、生体内のビタミンCの挙動は解明されていなかった。
 この研究室では、生体内で長時間活性を維持し、高感度かつ高い選択性でビタミンCを検出する蛍光プローブを新たに開発した。それにより、静脈から投与されたビタミンCを、マウスを解剖することなく可視化することに初めて成功した。
 本研究成果により、投与されたビタミンCが、活性を持った状態でどの臓器に輸送されるかを知ることができ、高濃度ビタミンC療法への有用な知見が得られると期待できる。さらに、今回開発したアルブミン二量体との複合化法は、生体内で失われやすい蛍光プローブの活性を維持する、新たな分子設計指針となり得る(詳細は以下プレスリリースを参照)。
 プレスリリース:https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/news/2849/
 この研究成果のビジネス化を考える企業との連携を希望する。またビジネス化に向けてのフィージビリティスタディへのコンサルティングも可能である。

 さらに、この研究室ではこれ以外にも医療・医薬品開発にむけた独自の蛍光プローブ設計が可能である。活用に関心のある企業との連携開発の用意がある。
 [参考]研究室URL:<http://www.k-ishiilab.iis.u-tokyo.ac.jp/index.html>
●研究者
教授 石井 和之
生産技術研究所 物質・環境系部門
●画像


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図1 蛍光分子R2cの構成とビタミンCとの反応機構(フタロシアニンの周辺置換基は省略)

図2 今回開発した蛍光プローブの構造
R2c(オレンジの球)は、血清アルブミン(緑のひも状の部分)の疎水性領域(青い部分)に取り込まれ、周囲の酸化還元物質から守られている。

図3 蛍光プローブを利用したマウス中におけるビタミンCの蛍光イメージング
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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