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整理番号 7609   (公開日 2019年10月21日) (カテゴリ 医学・薬学農林水産・食品環境・エネルギー機械エレクトロニクス航空・宇宙土木・建築基礎科学
紫外発光ダイオード(UV-LED)を用いた水処理技術浄水装置の研究開発
●内容 紫外発光ダイオード(UV-LED)を光源とする紫外線処理技術の研究開発に取り組んでいる。具体的には、紫外線による消毒(浄水、下水再生水など)の研究実績が多く、加えて、紫外線を利用した光化学分解(水中の溶存有機物など)の基礎研究も行っている。水以外にも、医薬系の流体を対象とする研究も実施している。
紫外線照射による微生物の不活化は、消毒技術として既に確立されており、有害な消毒副生成物を生じないこと、塩素消毒剤への耐性が極めて高い病原性原虫であるクリプトスポリジウムに極めて有効であること、既存施設に追加設置しやすいこと、維持管理が比較的容易であることなどの特徴を有している。紫外線による水処理技術の応用分野は、浄水処理、下水処理にとどまらず、食品、飲料、医薬品、化粧品などの各種製造業や、水産養殖業、水族館、温泉やスイミングプールなど、多様な分野で水の消毒に活用されている。
従来の浄水処理では、紫外線光源として水銀灯が用いられており、ランプ破損時の水銀漏洩リスクはゼロではない。一方、近年市場に登場したUV-LEDは超小型かつ無水銀の特徴を持ち、従来の水銀灯ではなしえなかった装置形状や用途が可能になると期待される。たとえば、水道システムが未成熟な途上国では家庭用の小型浄水器が急速に普及しつつあり、それらにUV-LEDを組み込むことで、飲み水の安全性を飛躍的に高められる可能性がある。また、先進国でも、過疎地や離島など大規模集約型のインフラ水道施設の維持が困難な地域において、地産地消で安定的に安全な水を得る分散型処理技術としての活用が望まれる。その他、従来のランプ形状に縛られない自由な発想で、使う場と用途を具体的に想定したUV-LED装置開発が期待されている。
この分野に関心があり、装置開発や基礎研究に意欲のある企業との共同研究を求める。
●研究者
准教授 小熊 久美子
大学院工学系研究科 都市工学専攻
●画像


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図1 UV-LED点灯時
(C) 小熊 久美子

図2 開発した環状UV-LED照射装置(特許第6208563号)
(C) 小熊 久美子
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学協創推進本部で骨子をまとめたものです。
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