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整理番号 5052   (公開日 2009年08月27日) (カテゴリー 医学・薬学情報・通信
抗癌剤の副作用予期に向けた臨床ゲノム統合型知識データベースの開発
●内容 ヒトのゲノム情報に基づき、個々に適合した個別化医療の可能性が開かれて来た。特に、抗癌剤療法では、その副作用で重篤化する場合もあるなど、副作用発現の頻度や程度の個体差が種や病態によって極めて大きいことが知られており、副作用を個別に予期できる技術の実用化が求められている。
この研究室では、抗がん剤の副作用予期を目的とし、臨床ゲノム統合型知識データベース(DB)の構築と活用を研究している。特に、遺伝子多型と副作用の関係が解明しつつある抗癌剤(イリノテカン、シスプラチンなど)の薬物動態に注目し、薬物応答性関連の遺伝子多型DB、並びにp-450薬剤代謝に関するパスウエイDB、病態や疾患情報の臨床情報DBを仮想統合し、検索可能な仮想統合型知識ベースを開発した。また、薬物と代謝物の経時的濃度分布を可視化した薬物動態シミュレーション・ソフトの研究開発も行っている。
これらの技術は、市販薬の用法・用量の適正化と副作用予測、解析のみならず、創薬研究や臨床開発にも有用であると考えられる。
これらの実用化に関心のある企業・団体との共同研究を希望している。
●研究者
教授 小山 博史
大学院医学系研究科 公共健康医学専攻
●画像


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薬剤副作用発現情報に関連したデータベースの仮想統合化の概要。
 治療薬の薬物代謝酵素の遺伝子多型の存在を確認し、その結果に応じた薬物代謝動態から副作用の発現可能性を推定するDBの一覧。
(C) 小山博史

薬物動態解析を目的とした臨床ゲノム情報システムの情報処理フローとデータ項目
個々の患者に最適な投与量の設定には、薬物代謝酵素の遺伝子多型を組み込んだモデルの構築、PKMLで記述した生理学的データと個別症例データに基づく多くのパラメータを推定する必要がある
(C) 小山博史
上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学連携本部で骨子をまとめたものです。
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