DUCR
整理番号 4186   (公開日 2007年09月10日) (カテゴリ 情報・通信/エレクトロニクス)
多様なシステムに適応して効率的に計算を行なうソフトウエアを構築する自動チューニング技術
●内容 この研究室では大規模科学技術計算の高速化・高精度化・高信頼化の研究を行なっている。高性能計算では、実際のマシンで試験実行して最も性能の良い実装を選択する自動チューニングの研究を行なっている。並列分散などアーキテクチャの広がりや高性能アルゴリズムなどアプリケーションの広がりに対して、計算の速度のみならず精度、実時間、消費電力などを考慮して最適化を行なう自動チューニングシステムの構築を目指している。システム(ハード、OS、コンパイラ、基盤lib)によって、それぞれの実装の性能は異なるためシステム毎にソフトウエアのチューニングを自動的に行なう。ソフトウエアのチューニングでは複数の等価な実装の選択肢を準備し、試行実験により最適な選択肢を選択し設定する。試行実験では性能モデルの構築と選択を行ない、未知の部分はベイズ統計でモデル化を行い、得られたデータに従って続く実験を決める逐次実験計画により,最小限の実験で最大限の最適化を実現する。この研究に興味を持つ企業や団体と共同研究を行ないたいと考えている。
●研究者
教授 須田 礼仁
大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻
大学院理学系研究科 情報科学専攻
●画像



(概念図1)
「自動チューニング技術」:チューニング対象のソフトウェアを実システムにおいて評価し、最適な選択肢を決定する手続きを自動化する。
(C) 須田 礼仁

(概念図2)
ベイズ統計に基づく数理的基盤により、モデリングと実験的評価の限界を越える融合を実現する。
(C) 須田 礼仁
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上記内容は、各研究者へのインタビューをもとに東京大学 産学連携本部で骨子をまとめたものです。
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