3次元キャラクタに衣服を着せるためのインタフェース
五十嵐 健夫大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻
この研究室ではコンピュータを使いやすくするためのユーザインタフェースの研究を行なっている。特に、3 次元CG キャラクタに衣服を着せるためのインタフェースを提案している。 第一の手法は2 次元の衣服パターンを3 次元キャラクタの上に着せるもので、キャラクタの表面と衣服の上に手書きの線を描くと、システムの方で対応する線同士が重なるように衣服をキャラクタの上に配置する。第二の手法は、着せた後の服の位置を調整するもので、服をつまんでキャラクタの表面上を移動することができる。通常の頂点のドラッグ操作とは異なり、マウスによる移動分をキャラクタの表面に沿って衣服全体に明示的に伝播することで、より大きな動きを実現することができる。